こんにちは!アパカバ〜(元気ですか?)ジャンナです!
今日は、マレーシアのMM2H長期滞在ビザに関するQ&Aをお届けします。今日の質問は「プレビルド物件の完成・引き渡しが遅れた場合に遅延ペナルティはある?」です。さっそく見ていきましょう!

MYPRO CAPITAL SDN BHD 創業者&CEO(Since 2019)
日本人向けマレーシア不動産 “業界初”『仲介手数料0円』
不動産ライセンス所有: REN33302(政府発行)
実績: 販売実績65件超、賃貸実績250件超、自身もマレーシア不動産所有&投資運用中、TBS・中京テレビにてV6とTV出演実績
経歴: マレーシア・クアラルンプール出身。学費全額免除でマラヤ大学卒 (マレーシアの東大) 卒業後、政府公認の特待生 (学費全額免除) として名古屋大学へ留学し卒業。日本で就職経験を経て、2014年よりマレーシア不動産業界に携わる。(現在11年目)
結論:遅延金を受け取れます!
マレーシアのプレビルド物件(under-construction property)に関して、完成・引渡しが遅延した場合、開発業者(デベロッパー)へ法的な遅延ペナルティ(通称「LAD」Liquidated Ascertained Damages)を請求することができます。
これは、Housing Development (Control and Licensing) Act 1966(通称:HDA 1966)およびその規則(Housing Development (Control and Licensing) Regulations 1989)という法律に基づいて定められており、契約内容が規定されています。
マレーシア不動産投資の遅延ペナルティ率は「10%」
遅延ペナルティのポイントは以下の通りです。
- 遅延した期間に対して、年率10%(通常)のペナルティが買主に支払われる。
- 計算は、購入価格の10%÷365×遅延日数という形が一般的。
マレーシア不動産投資の遅延基準
契約(SPA: Sale and Purchase Agreement)に定められた引渡し期限日(通常は36ヶ月以内)を過ぎた時点から遅延ペナルティが発生します。
注意点・補足
- 遅延ペナルティ(LAD)は自動的に支払われるわけではなく、買主が請求する必要があります。
- 遅延の理由が「不可抗力(Force Majeure)」の場合(例:パンデミック時など)、政府が例外措置を出すことがあります(※COVID-19中に実際にありました)。
- デベロッパーはLADを回避しようとするケースがあるため、引渡し遅延が発生した場合は記録を残し、法律専門家への相談が有効です。

MYPRO CAPITAL SDN BHD 創業者&CEO(Since 2019)
日本人向けマレーシア不動産 “業界初”『仲介手数料0円』
不動産ライセンス所有: REN33302(政府発行)
実績: 販売実績65件超、賃貸実績250件超、自身もマレーシア不動産所有&投資運用中、TBS・中京テレビにてV6とTV出演実績
経歴: マレーシア・クアラルンプール出身。学費全額免除でマラヤ大学卒 (マレーシアの東大) 卒業後、政府公認の特待生 (学費全額免除) として名古屋大学へ留学し卒業。日本で就職経験を経て、2014年よりマレーシア不動産業界に携わる。(現在11年目)