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【海外不動産投資】引き渡し後の『Defect Check』とは?不備箇所チェックで見るべきポイント解説

マレーシア不動産を購入する際、多くの方が気になるのが、

  • 「完成後の部屋に不備があったらどうするのか?」
  • 「日本の新築マンションのように、きれいな状態で引き渡されるのか?」
  • 「傷や汚れはどこまで直してもらえるのか?」

という点かと思います🙋‍♂️

特にマレーシアのような海外不動産では、日本とは建築品質や引き渡し後の対応に対する考え方が大きく異なるため注意が必要です。

そこで今回は、海外不動産投資で非常に重要になる Defect Check(不備箇所チェック) について、日本との違いや、購入者として持っておくべき正しい考え方を解説します。

 

 

Defect Check(ディフェクトチェック)とは?

Defect Check(ディフェクトチェック) とは、物件の引き渡し後に、室内や設備に不具合・傷・施工ミスなどがないかを確認する作業のことです。

日本語では、

  • 不備箇所チェック
  • 引き渡し後チェック
  • 内覧チェック
  • 施工不良確認

などと表現されます。

マレーシアでは、新築・プレビルド物件完成後に鍵の引き渡しを受けたあと、一定保証期間内(=新築・プレビルド物件の場合は、通常2年間)に購入者が室内を確認し、不備があれば開発会社(=デベロッパー)へ申請します。

 

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中古物件の場合は、既存オーナーから物件を譲り受けるため、ディフェクトチェック(=不備箇所チェック)保証期間などはありませんのでご注意ください。

 

その後、開発会社側が内容を確認し、修繕対応を行う流れが一般的です。

 

日本と海外では「完成品質」の考え方が違う

まず大前提として、日本では、新築物件はかなり細かい部分まできれいに仕上がっていることが多く、傷・汚れ・建具のズレなども比較的少ないです。

一方、マレーシアを含む海外不動産では、完成直後の物件に小さな傷や汚れ、塗装ムラ、ドアの建て付け不良、水回りの調整不足などが見つかることは珍しくありません。

これは「不良物件」という意味ではなく、海外では引き渡し後に購入者がチェックし、必要に応じて修繕申請をする前提で進むことが多いということです。

 

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つまり、日本のように「完成時点でほぼ完璧な状態」を期待するのではなく、完成後にチェックして、直すべき部分を直してもらうという考え方が重要になります。

 

Defect Checkで確認すべき主なポイント

Defect Checkでは、主に以下のような箇所を確認します。

ただし、実際にDefect Check(ディフェクトチェック)作業をするのは、投資家個人ではなく、弊社MYPROスタッフが代行して行い、さらに第三者Defect Check専門業者に依頼&レポート作成してもらい、開発会社(=デベロッパー)に修理を依頼します。

下記では、各チェック項目の後ろに『★の5段階』で、Defect Check専門業者が通常対応してくれるかでマレーシアのチェック基準を評価しようと思います。

 

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ディフェクトチェック(不備箇所チェック)を行って修正依頼を出しても、開発会社(=デベロッパー)側が100%満足のいくレベルで修理対応してくれるかかはまだ別問題で、20箇所の不備を修理依頼して、開発会社から「終わりました🫡」と言われても、実際に見に行くと3~5箇所ほどはまだ不備が残っている、ということがしばしばあります。

 

【保存版】ディフェクトチェック(不備箇所チェック)リスト

1. 壁・天井・床の状態重要度
壁紙や塗装の汚れ★★★
ひび割れ★★★★
塗装ムラ★★★
タイルや床材の浮き★★★★★
床の傷★★
天井のシミ★★★
2. ドア・窓・収納の開閉重要度
ドアがスムーズに閉まらない★★★★★
鍵がかかりにくい★★★★
窓の開閉が重い★★★★
収納扉がズレている★★★★
扉同士が干渉する★★★★★
3. 水回りの確認重要度
水が出るか★★★★★
水圧は問題ないか★★★★
排水が詰まっていないか★★★★★
水漏れがないか★★★★★
トイレが正常に流れるか★★★★★
シャワーや蛇口から異音がしないか★★★★★
4.電気・照明・コンセント重要度
照明が点灯するか★★★★★
スイッチが正常に動くか★★★★★
コンセントが使えるか★★★★★
エアコン用の電源が問題ないか★★★★★
ブレーカーに異常がないか★★★★★
5. バルコニー・窓まわり重要度
バルコニーの排水口が詰まっていないか★★★★
窓枠まわりに隙間がないか★★★★
雨水が入りそうな箇所がないか★★★★
ガラスに傷やヒビがないか★★★★★
手すりにぐらつきがないか★★★★★

 

すべてを「日本品質」で判断しすぎないことが大切

Defect Check(不備箇所チェック)で大切なのは、もちろん修理すべき不備箇所をチェック確認することです。しかし同時に、すべてを日本品質で判断しすぎないことも大切です。

海外不動産では、日本人の感覚からすると、

  • 「少し雑だな」
  • 「仕上げが甘いな」
  • 「この程度で引き渡されるの?」

と感じることがありますが、実際には海外ではそれが平均的な施工品質であることもあります。

 

もちろん、明らかな不具合や生活に支障が出る問題は修繕依頼すべきですが、小さな傷や、光の当たり方によって見える程度の塗装ムラなど、実用上問題がないものまで完璧に直してもらおうとすると、修繕に時間がかかりすぎたり、開発会社とのやり取りが長期化して、本来早急に入居者(=テナント)を募集して回収できていた家賃収入を得るチャンスを逃してしまうことがあります。

 

Defect Check(不備箇所チェック)では、「生活・賃貸運用に影響する不備」を優先して確認するという視点がとても大切です。

 

Defect Check(不備箇所チェック)レポート例(画像付き)

ここでは実際にDefect Check専門業者に依頼した時に上がってきた不備箇所レポート (PDF) を参考用に表示しました。

不備箇所を見つけた場合は、必ず写真や動画で記録し、開発会社へ修理をお願いした時に認識齟齬がないようにします。

 

Defect Check(不備箇所チェック)レポート

1. ドアノブにぶつかったことによるワードローブに傷あり
2. キャビネットに傷および凹みあり
3. 電子レンジ用キャビネットに傷あり
4. 電子レンジ用キャビネットに傷あり
5. カーテン付近の床に凹みあり
6. キッチンのテーブルトップに汚れあり
7. 引き出し部分にシミ汚れあり
備考:キッチンの冷凍庫が冷えません。
番号確認箇所コメント
1木製ドア・引き戸浴室2のドアのラッチが正常にかかりません。主寝室浴室の引き戸の鍵が正常にかかりません。
2アルミ窓すべて全開でき、しっかり閉まります。
3給水すべての蛇口およびシャワーヘッドは正常に機能します。
4電源・コンセントすべて正常に機能します。
5衛生設備浴室2および主寝室浴室の洗面台で水漏れが確認されました。
6壁の直角・水平壁の直角・水平に問題はありません。

 

上記は実際に Defect Check 業者から送られてきたレポート表です。このようなレポートを開発会社に提出して、保証期間中の修理対応を行っていく流れになります。

 

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