【過去10年で最高】マレーシア不動産取引、過去10年で最高2,400億リンギット到達

 

【プトラジャヤ発】マレーシアの不動産市場が力強い回復を見せている。2025年の総取引額は約2,400億リンギット(=約9兆6,000億円)に達し、過去10年以上で最高水準を記録した。

住宅・地方政府相のNga Kor Ming氏は、この実績について「不動産セクターはすでに回復しただけでなく、国家経済を支える柱となっている」と強調した。

同氏によると、不動産開発は製造業、建設業、銀行業、法律サービスなど約200の関連産業と密接に結びついており、経済全体への波及効果が大きいという。今回の取引額は、その重要性を裏付ける「非常に心強い数字」と評価された。 

 

政府、住宅改革と制度一本化を推進

政府は今後も不動産市場の成長を維持するため、住宅政策の改革を進める方針だ。国家住宅局を通じて積極的な役割を果たし、制度整備を進める。

特に注目されるのは、「単一の国家住宅機関」の設立構想だ。これにより、複雑な行政手続きを一本化し、承認プロセスの迅速化や官僚的な重複の削減が期待されている。

 

外部リスクにも警戒

一方で政府は、海外情勢による影響にも注意を払っている。中東情勢の緊張が輸送コストの上昇などを通じて、建設・住宅分野に影響を及ぼす可能性があるためだ。

同相は「外部リスクを注視しつつ、安定した成長を確保していく」と述べた

 

今後の見通し

政府は関係各方面の協力が得られれば、2026年はさらに好調な年になるとの見方を示している。住宅改革と制度改善が順調に進めば、不動産市場は引き続きマレーシア経済の成長エンジンとして重要な役割を担うことになりそうだ。

 

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引用:Nga: Property sector recorded RM240 bil transactions in 2025, highest in over a decade

 

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