【2025年最新】新MM2Hの申請条件&取得状況を徹底解説(エージェント対応可能)

ジャンナ・アリ
MM2H 最新情報 マレーシア malaysia エージェント 取扱

みなさん、こんにちは、アパカバ〜(元気ですか?)「三度の飯より紫色が好き」マレーシア出身、マレーシア不動産投資の窓口代表のジャンナです!

今回はMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)プログラムの申請条件や申請書類について解説します!

 

新MM2Hの申請条件

2025年3月現在のMM2H条件

 

MM2Hビザ(Malaysia My Second Home Visa) とは?

マレーシアの長期滞在ビザは、主に以下の4種類に分けることができます。 

  • 長期滞在MM2Hビザ(別名リタイアメントビザ)
  • 就労ビザ(EP)
  • 留学生向け学生ビザ
  • 中期滞在レジデントパス

この中でも特に人気だったのがMM2Hビザですが、昨今は申請条件の改悪や変更で申請条件が変わっておりますので、条件が緩いときに申請して取得してしまうのが1番ベストな動き方になるでしょう。
(申請時の条件が適応され、取得後に条件改悪などがあっても、その場合は取得した時の条件が適応される、というような話も聞いておりますので。←ただし、こちらも今後の動向次第でルール変更されるかもしれません)

 

【2025年3月最新】MM2Hビザの3つのプラン 

2025年3月現在では、MM2Hビザは以下の3つのランクにカテゴリされるようになりました。

  1. プラチナ
  2. ゴールド
  3. シルバー

自身に最適なプランを選ぶことができるようになった、という点ではメリットを享受する人も出てくるでしょう。

 

全ランク申請条件

すべてのランクに共通している条件は以下の通りです。(なお、ここでは半島マレーシアのMM2H条件について解説し、サラワク州、サバ州などの条件は解説しておりません)

  • 申請者は25歳以上(←30歳から緩和されました)
  • 収入証明不要(←緩和されなくなりました)
  • 資産証明不要(←緩和されなくなりました)
  • 配偶者ビザは、配偶者、両親、配偶者の両親、21歳以下の子供、21歳以上かつ34歳未満の未婚の子供が申請可能
  • MM2H申請&更新は「認定エージェント」を通してのみ可能
  • マレーシアに年間60日以上滞在する必要がある
  • 不動産売却は10年間不可
  • マレーシアでの就労は不可(プラチナのみ可能)
  • 無犯罪証明書を発行できること
  • いずれもマレーシア不動産購入が必須に!

とりわけ最後の「マレーシアに年間60日以上滞在する必要がある」というのが富裕層にとっては気がかりですよね。富裕層が「海外居住ビザをとりあえず保持しておこうか」と軽い気持ちで申請したい気持ちは分かりますが、MM2Hでは最低でも60日は滞在する必要があり、これが申請のハードルになっています。

 

2025年3月現在のMM2H条件

 

次に各ランクごとの条件を見ていきましょう。

プラチナ条件

MM2Hビザの中では最上級ランクであり、多額の定期預金などが必要になりますが、マレーシアでの永住権が申請可能になります。

  • USD100万相当の(約1億5000万円)定期預金をマレーシア銀行で組む
    (通貨はMYRリンギット建てで預金。もちろん年利3~4%がもらえます)
  • ビザ取得1年後以降に、不動産購入、医療、マレーシア国内旅行を目的に最大50%まで引き出し可能
  • ビザの有効期限「20年」(*20年間条件クリアしていれば問題なく更新可能)
  • 就労:可能

ゴールド条件

  • 【必須】不動産購入:RM200万リンギット以上(約6000万円以上)
  • USD15万相当の(約2250万円)定期預金をマレーシア銀行で組む
    (通貨はMYRリンギット建てで預金。もちろん年利3~4%がもらえます)
  • ビザ取得1年後以降に、不動産購入、医療、マレーシア国内旅行を目的に最大50%まで引き出し可能
  • ビザの有効期限「15年」(*15年間条件クリアしていれば問題なく更新可能)
  • 就労:不可

シルバー条件

  • 【必須】不動産購入:RM60万リンギット以上(約1800万円以上)
  • RM50万(約1500万円)の定期預金をマレーシア国内の銀行で組む
    (通貨はMYRリンギット建てで預金。もちろん年利3~4%がもらえます)
  • ビザ取得1年後以降に、不動産購入、医療、マレーシア国内旅行を目的に最大50%まで引き出し可能
  • ビザの有効期限「5年間」(*5年間条件クリアしていれば問題なく更新可能)
  • 就労:不可

 

MM2H取得前に購入した物件も適応OK(ただし定期預金引き出しは不可)

もしすでに現在マレーシア不動産を所有されている場合は、その金額が各MM2Hビザの取得条件である物件購入価格以上のものであれば、そのままMM2Hビザ申請時の条件として利用することができます。

つまり、もしすでに所有されている物件がRM60万リンギット以上で、MM2Hビザ(シルバー)を申請する場合は、新たに物件を購入する必要はありません。

※ただし、所有されている物件がRM50万リンギットなどであれば、すでに所有されている物件以外に新たにRM60万リンギット(約1800万円以上)の物件を購入する必要があるので注意してください。

 

【重要ポイント】新MM2Hでは不動産購入が必須に!

上記の通り、現在の新MM2H条件では(定期預金とは別に)マレーシア不動産の購入が必須になりました。1番人気のシルバービザではRM60万リンギット以上(約1800万円以上)の物件を購入する必要があります。 

 

クアラルンプール物件はRM100万以上必須(約3000万円以上)

しかし、私が常にお伝えしている「マレーシアで不動産を購入するのであればクアラルンプール一択」という考えで投資を検討するのであれば、マレーシア政府が定めた購入価格規制(RM100万=約3000万円以上)に則って物件を購入する必要があります。

実はマレーシアでは外国人が物件を購入する場合には、エリアごとに最低購入物件価格が決まっています。これがクアラルンプールではRM100万以上必須(約3000万円以上)なのです。

 

地方物件おすすめしません(仲介もお断りしています、、)

RM50万(約1500万円以上)から物件購入できる「ペナン、マラッカ、サラワク、ジョホールバル、ランカウイなどはどうですか?」とご質問いただくことも多いですが、行ったことがある方はわかるかもしれませんが、クアラルンプール出身のマレーシア人である私でもこれらのローカル地域は経済成長が目に見えてくるのは数十年先だと考えており、明らかに投資には向いておりません。

物件購入は簡単ですが、賃貸運営で入居者を探すのに苦労しますし、さらに将来的な物件売却の時も買い手が見つかりづらく非常に苦労する可能性が非常に高いです。(実際10年前などに他社で物件購入された方で、物件売却できないという問い合わせが月に複数回きています)

 

日本の東京都と同じ現象のように、これらの地方から若者がどんどんクアラルンプールに上京して人口増加している事実もありますので、やはり不動産購入するのであれば首都クアラルンプール一択なのは間違いないでしょう。

 

地方物件は購入は簡単でも賃貸〜売却時に苦労します

弊社はクアラルンプール中心にのみ仲介活動を行なっており(会社業績的には賢明な判断とは言えませんが)地方物件の購入希望はすべてお断りしております。

地方物件は不動産業者が物件を管理もしづらくなるだけでなく、仮に物件購入していただいても賃貸〜売却までお客様が満足のいくようなサポートができることはないからです。(地方に拠点がない不動産会社などは尚更です)

そのためMM2H長期滞在ビザ(シルバー)を希望される方であっても、弊社ではRM100万~(約3000万円以上)の私が選りすぐりした投資物件のみご提案させていただいております。

クアラルンプールの物件購入相談は下記よりいただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。(準備は一切不要で0からわかりやすくお話しさせていただきます)

 

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まとめ

今現在MM2Hについて公表されている情報は上記のとおりです。マレーシア政府は段階的に情報を追加で公表することが多く、今回の情報がすべての条件である可能性が高いわけではない(とはいえ、正式に最終発表されたためほぼ9割以上は条件が出ていると思いますが)ので今後も注視が必要です!

 

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