【クアラルンプール発】2025年1月、クアラルンプールの高級住宅地Desa Parkcity(デサ・パークシティ)に位置する分譲マンション「Park Regent(パーク・リージェント)」にて、1ユニットがRM1,250万(約3億9,000万円)で取引され、1平方フィートあたりRM2,771.61という同物件史上最高値を記録しました。これまでの最高価格RM1,684.40 psfを大きく上回る快挙です。

物件ページはこちら
この記録的な取引について、不動産仲介会社Prestige Realtyのエージェント、ルーカス・リウ氏は「購入者は5ベッドルームの広々としたユニットに魅了され、“空中のバンガロー”と表現するほど気に入っていました」と語っています。

「Park Regent」は2023年に完成した永久所有権(フリーホールド)の高級コンドミニアムで、Cloudvest Sdn BhdがParkCity GroupおよびCapitaLand Malaysia Trustと共同で開発。2019年7月にはRM1,100 psfという、デサ・パークシティ内で初の四桁psf価格で発売された高級プロジェクトでもあります。

・2019年7月:RM1,100 psf
・2025年1月:RM2,771.61 psf
つまり、約5.5年で物件価格が約2.5倍に!
敷地面積は5.61エーカーで、2棟のタワーには合計505戸の住宅ユニットが設けられており、専有面積は872平方フィートから最大4,887平方フィートまで幅広く展開。デサ・パークシティの中心公園とランドマークである湖の隣という好立地も特長です。
過去の取引履歴(2024年12月31日時点):
EdgePropの「EPIQモニター」によれば、2024年末時点での同物件内の取引はわずか4件。しかも、すべてが前回取引価格を上回る形で成立しており、2024年の取引ゼロ期間を経て、2025年1月の今回の記録更新(64.5%の上昇)は注目に値します。
今後さらに更新の可能性も
なお、現在EdgeProp.myに掲載されている情報によると、4ベッドルーム/4,510平方フィートのユニットがRM1,380万(RM3,060 psf)で売り出されており、取引が成立すれば再び記録を更新する可能性があります。
また、他にも4,887平方フィートの4ベッドルームがRM820万(RM1,678 psf)、あるいは2,723平方フィートの3ベッドルームがRM335万(RM1,230 psf)*と、予算に応じたユニットも市場に出ています。
今後もパーク・リージェントの動向から目が離せません。


MYPRO CAPITAL SDN BHD 創業者&CEO(Since 2019)
日本人向けマレーシア不動産 “業界初”『仲介手数料0円』
不動産ライセンス所有: REN33302(政府発行)
実績: 販売実績65件超、賃貸実績250件超、自身もマレーシア不動産所有&投資運用中、TBS・中京テレビにてV6とTV出演実績
経歴: マレーシア・クアラルンプール出身。学費全額免除でマラヤ大学卒 (マレーシアの東大) 卒業後、政府公認の特待生 (学費全額免除) として名古屋大学へ留学し卒業。日本で就職経験を経て、2014年よりマレーシア不動産業界に携わる。(現在11年目)