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世界基盤メーカー『AT&S』マレーシアに最大20億ユーロ投資へ|AI需要拡大でKulim拠点を大幅拡張

オーストリアの電子基板メーカーAT&Sは、マレーシア・ケダ州Kulimの生産拠点に最大20億ユーロ、日本円で約3,600億円規模の追加投資を行う計画を発表した。AIインフラ需要の急拡大を背景に、生産能力を大幅に引き上げる狙いだ。

同社のMichael Mertin CEOはロイターの取材に対し、「Kulimの拠点を全面的に拡張する」と述べた。

AT&Sはすでに、米半導体大手AMDとの契約に加え、もう1社の大手テクノロジー企業との合意を背景に、2026/27年度の業績見通しを引き上げている。2社目の顧客名は公表されていないが、業界関係者の間ではIntelとみられている。

今回の投資では、Kulimにある既存工場の追加生産能力の拡充に加え、同地の第2工場内にある未使用の建物も活用する。AT&Sによると、これらの投資は長期的な顧客コミットメントによって支えられており、資金面でも裏付けがあるという。

Mertin CEOは、今後について「米国の主要ハイテク企業のうち、少なくとも5社とテックパートナーとして関係を持つ見通しだ」と述べ、AI関連需要のさらなる拡大に期待を示した。

この発表を受け、AT&Sの株価は急騰した。株価は一時、過去最高値となる200ユーロを記録し、その後も28.5%高の199ユーロで取引された。

時価総額81.48億ユーロ(2026/06/16時点)

一方で、Mertin CEOは現在および来期について、配当を行わない可能性が高いとの見方も示している。成長投資を優先し、AI関連需要の取り込みに注力する方針だ。

今回の大型投資は、マレーシアが半導体・AIインフラ関連サプライチェーンの重要拠点として存在感を高めていることを示す動きでもある。

 

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引用:MALAYSIA TOURISM STATISTICS

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