【2024年最新版】MM2H申請条件・書類は?(マレーシア移住)

ジャンナ・アリ

みなさん、こんにちは、アパカバ〜(元気ですか?)

「三度の飯より紫色が好き」マレーシア出身、マレーシア不動産投資の窓口代表のジャンナです!

今回はMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)プログラムの申請条件や申請書類について解説します!

 

MM2Hビザ(Malaysia My Second Home Visa) とは?

マレーシアの長期滞在ビザは、主に以下の4種類に分けることができます。 

  • 長期滞在MM2Hビザ(別名リタイアメントビザ)
  • 就労ビザ(EP)
  • 留学生向け学生ビザ
  • 中期滞在レジデントパス

この中でも特に人気だったのがMM2Hビザですが、昨今は申請条件の改悪や変更で申請条件が変わっておりますので、条件が緩いときに申請して取得してしまうのが1番ベストな動き方になるでしょう。
(申請時の条件が適応され、取得後に条件改悪などがあっても、その場合は取得した時の条件が適応される、というような話も聞いておりますので。←ただし、こちらも今後の動向次第でルール変更されるかもしれません)

【2024年最新】MM2Hビザの3つのプラン

2024年2月現在では、MM2Hビザは以下の3つのランクにカテゴリされるようになりました。

  1. プラチナ
  2. ゴールド
  3. シルバー

自身に最適なプランを選ぶことができるようになった、という点ではメリットを享受する人も出てくるでしょう。

 

全ランク申請条件

すべてのランクに共通している条件は以下の通りです。
(なお、ここでは半島マレーシアのMM2H条件について解説し、サラワク州、サバ州などの条件は解説しておりません)

  • 申請者は30歳以上
  • 配偶者ビザは、配偶者、両親、配偶者の両親、21歳以下の子供、21歳以上かつ34歳未満の未婚の子供が申請可能
  • MM2H申請&更新は「認定エージェント」を通してのみ可能
  • マレーシアに年間60日以上滞在する必要がある
  • マレーシアでの就労は不可
  • 月の収入証明は現在未発表です(*2024年3月現在)→今後発表される可能性あり
  • 無犯罪証明書を発行できること

とりわけ最後の「マレーシアに年間60日以上滞在する必要がある」というのが富裕層にとっては気がかりですよね。富裕層が「海外居住ビザをとりあえず保持しておこうか」と軽い気持ちで申請したい気持ちは分かりますが、MM2Hでは最低でも60日は滞在する必要があり、これが申請のハードルになっています。

次に各ランクごとの条件を見ていきましょう。

 

プラチナ条件

MM2Hビザの中では最上級ランクであり、多額の定期預金などが必要になりますが、マレーシアでの永住権が申請可能になります。

  • RM500万(約1億5000万円)の定期預金をマレーシア銀行で組む
    (*もちろん年利3~4%がもらえます)
  • 1年後以降に、RM150万以上の不動産購入、医療、マレーシア国内旅行を目的に最大50%(RM250万)まで引き出し可能(→RM250万の定期預金だけで済みます)
  • 永住権申請可能

ゴールド条件

  • RM200万(約6000万円)の定期預金をマレーシア銀行で組む
    (*もちろん年利3~4%がもらえます)
  • 1年後以降に、RM75万以上の不動産購入、医療、マレーシア国内旅行を目的に最大50%(RM100万)まで引き出し可能(→RM100万の定期預金だけで済みます)
  • ビザの有効期限「15年」(*5年ごとに更新)

シルバー条件

  • RM50万(約1500万円)の定期預金をマレーシア国内の銀行で組む。
  • RM75万以上の不動産購入、医療、マレーシア国内旅行の目的で1年後以降に最大半額まで引き出し可能。
  • ビザの有効期限「5年間」(*5年ごとに更新可能)

 

まとめ

今現在MM2Hについて公表されている情報は上記のとおりです。

マレーシア政府は段階的に情報を追加で公表することが多く、今回の情報がすべての条件である可能性が高いわけではない(とはいえ8割方は出ていると思いますが)ので今後も注視が必要です!

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