マレーシア・シンガポール間RTSリンク、初の無人運転列車を公開 ― 2026年運行開始へ前進

【2025年6月30日・シンガポール発】マレーシアとシンガポール両政府は6月30日、両国を結ぶ高速鉄道プロジェクト「ジョホールバル―シンガポール高速輸送システム(RTS)リンク」のための初の無人運転列車セットを正式に公開した。これは、2026年12月の運行開始を目指す国境横断鉄道プロジェクトにおける重要なマイルストーンとなる。

この列車は、中国のCRRC珠洲機関車公司が製造したもので、シンガポールの「シンガポール鉄道試験センター(SRTC)」にて、マレーシア運輸相アンソニー・ローク氏とシンガポール代理運輸相ジェフリー・シオウ氏が共同で公開した。

RTS運営会社「RTS Operations Pte Ltd(RTSO)」の会長、カイリル・アンワル・アフマド氏によると、列車セット01号は今年4月にシンガポールに到着しており、現在SRTCにてオフサイトシステム統合試験(OSIT)を実施中。

OSITは2025年第4四半期の完了を目指しており、RTS運営会社「RTS Operations Pte Ltd(RTSO)」が主導して、信号システム、ホームドア、車内通信システムなどとの統合チェックが進められる。

 

マレーシア-シンガポールを繋ぐRTS LINK

RTSリンクは、ジョホールバルのブキ・チャガー駅と、シンガポールのウッドランズ・ノース駅を結ぶ全長約4kmの高速鉄道で、1編成4両の無人列車8編成が運行予定。1編成あたり600人超を輸送でき、最大で1時間あたり1方向に1万人の乗客輸送が可能となる。

両駅には税関・出入国・検疫(CIQ)施設が併設され、出発地点でのみの手続きにより、スムーズな移動を実現する。現在、鉄道システム関連工事は約56%まで完了しており、予定通り2026年のサービス開始に向けて着実に進行している。

 

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参考:Malaysia, Singapore unveil first driverless train set for RTS Link

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