マレーシア統計局は17日、2024年の国内総生産(GDP、1次速報)成長率が5.1%だったと発表した。
これは前年の3.6%**を大幅に上回り、2年ぶりに成長が加速したことを示している。国内消費、輸出、投資のすべてが堅調に推移し、政府の予想レンジ(4.8~5.3%)の中央値付近に収まった。
特に注目すべきは、主要5産業すべてで成長が加速した点である。
中でも建設業は17.2%と最も高い伸びを記録し、前年の6.1%を大幅に上回った。サービス業は5.3%(前年5.1%)、製造業は4.2%(同0.7%)、農業は3.0%(同0.7%)、鉱業は0.8%(同0.5%)と、それぞれ前年を上回る成長を遂げた。
一方、第4四半期のGDP成長率は前年同期比**4.8%となり、2四半期連続で成長が鈍化。建設業(19.6%)と製造業(4.3%)は前四半期を下回る伸びにとどまったものの、サービス業は5.3%と成長が加速した。しかし、農業はマイナス0.6%に転落し、鉱業もマイナス1.4%**と2四半期連続で前年を下回る結果となった。

統計局のモハメド・マヒディン局長は、内需と外需の両面で堅調な経済成長が見られたとコメント。
特に、公務員給与の引き上げや観光客の増加が消費を押し上げたほか、再生可能エネルギー発電所やデータセンター(DC)の建設といった投資が成長を後押ししたと分析した。
政府は2024年10月に発表した2025年度予算案において、2025年のGDP成長率を4.5~5.5%と予測。マレーシア経済研究所(MIER)は、財政規律の維持、経済的包括性の強化、技術革新の導入が進むことで、政府の成長目標は十分に達成可能であるとの見解を示している。
引用:マレーシア:24年のGDP成長率5.1%、伸び加速=1次速報


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