オーストラリアの名門モナシュ大学(Monash University)が、マレーシアの政府系企業TRX Cityと提携し、総額RM28億(約1,000億円)を投じてクアラルンプールに新キャンパスを建設することを発表した。
この大型プロジェクトは今後10年間でRM191億(約6,000億円)の経済波及効果を生み出すと予測されている。
モナシュ大学、KLに次世代型キャンパスを建設
新キャンパスは2032年の開校を予定し、2040年までに最大22,500人の学生と1,700人の教職員を受け入れる計画。既存のスバンジャヤ校と並行して運営され、マレーシア国内における教育の多様化と高度化を担う。

成長分野35コースを新設:AI・半導体・気候変動対策など
新キャンパスでは、マレーシア政府の重点産業戦略に即した35以上の新コースを開設予定。
主な分野は以下の通り:
- デジタル化・AI・サイバーセキュリティ
- 気候変動・サステナビリティ
- ヘルスケア・デジタルヘルス
- 半導体・先端製造
- 銀行・金融・ファイナンス
アルバニージー首相は次のようにコメントしている:
「オーストラリアの教育の強みを海外で発揮することは、雇用と投資の拡大につながる。クアラルンプール中心部でのモナシュ大学の新キャンパスは、地域と世界を結ぶ架け橋となる。」
TRX City「ASEANの教育・人材ハブへ」
TRX CityのCEO アズマー・タリブ氏は、今回の提携がマレーシアの国際競争力を高めると強調。
「モナシュ大学とのパートナーシップは、マレーシアの人材育成を強化し、ASEANとの結びつきを深める。新キャンパスはTRXのコミュニティをさらに多様で活気あるものにするだろう。」
TRX(Tun Razak Exchange)はマレーシア政府が推進する国際金融特区であり、今回のキャンパス設立は教育×都市開発の新たなモデルケースとして注目を集めている。
経済効果と人材育成の両輪でRM191億の波及効果
モナシュ大学によるRM28億(約1,000億円)の直接投資は、
- 教育インフラ整備
- 高度人材育成
- 都市再開発と地域経済の活性化
といった多面的な経済効果をもたらす。大学側によると、今後10年間でRM191億の経済貢献が見込まれている。
モナシュ大学マレーシア校の歩み

1998年に設立されたモナシュ大学マレーシア校は、マレーシア初の外国大学キャンパスとしてスタート。初年度417名だった学生数は現在80カ国以上から11,000人超に拡大しており、同大学の国際キャンパスの中でも最大規模を誇る。

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参考:Monash University partners TRX City for RM2.8b investment in new KL campus

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