正式名称 | ザ・リッツカールトン・レジデンス |
完成年 | 2017年10月 |
総戸数 | 288戸 |
階高 | 地上48階建て |
間取り | 標準:1~3LDK・ペントハウス:3~4LDK |
専有面積 | 95.04㎡~398.0㎡ |
土地権利 | 所有権(Freehold) |
開発会社 | Wangsa Tegap Sdn Bhd (Berjaya Group) |
THE RITZ-CARLTON RESIDENCES KUALA LUMPUR (ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプール)は、「ホテル王」と呼ばれた男、セザール・リッツが作り上げた、超一流のサービスを提供する世界NO.1のマリオット・インターナショナルグループが運営する最高級ブランドホテルのサービスレジデンスです。
なんといっても最大の特徴は、世界NO.1のホテルブランドと同じようなサービス・デザインコンセプトの中で生活することができる点。
リッツカールトンは100年以上の歴史を持ち、現在では世界32カ国に100以上のホテルと30以上のレジデンスが展開しており、その中でもクアラルンプールのザ・リッツ・カールトン・レジデンスは世界で最も安く不動産オーナーになることができます。
ザ・リッツカールトン・レジデンス・クアラルンプールには、敷地内にホテルがなく、居住者・オーナーだけがくつろげるプライベートな物件になっています。
(この点、同じく世界トップレベルのホテルブランドでペトロナスツインタワーの真横に位置する『フォーシーズンズ・レジデンス・クアラルンプール』はホテルが併設されているため、ゲートは分かれていますがホテル滞在者などの出入りが激しいという点があります)
開放的なエントランスには、オーナー及びそのゲストや入居者のためのパーキングサービス(=セキュリティが専用駐車場に代わりに駐車してくれる)があり、美しいシャンデリアとやわらかな微光が輝くグランドロビーに足を踏み入れると、ドアマンがドアを開けてくれ、温かく「お帰りなさい」とお出迎えしてくれます。(*いずれも無料)
また、オーナーや入居者には専用のWhatsappアカウントが設けられ、24時間体制でコンシェルジュがオーナーの入居者の要望に応えてくれます。
具体的には「届いた荷物の受け取り&ドア前までお届け」「洋服クリーニング」「部屋のクリーニング」 「水漏れなど修理など」など「考えうるすべての要望の応えてくれる」とまで言われています。
9階には「ラウンジ」「オープンテラス」「ガーデン」「プールサイド」「ミーティングルーム」「ジム」「スパ・トリートメントルーム」「テニスコート」等、プライベートな時間を演出するあらゆる施設が設けられています。
クアラルンプールで分譲されている他の高級ブランド物件と、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプールとでその価格を比較します。
物件(完成年) | ㎡単価 |
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプール(2017年) | 72.5万円/㎡ |
フォーシーズンズ・レジデンス(2018年) | 81.4万円/㎡ |
8 CONLAY(2020年) | 94.7万円/㎡ |
バンヤン・ツリー・レジデンス(2015年) | 82.5万円/㎡ |
スター・レジデンス(2019年) | 82.1万円/㎡ |
周辺相場と比較したときの価格もまたザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプールの魅力です。
ザ・リッツ・カールトン・ホテルと同等のサービス、豪華なデザインが施されているにも関わらず、周辺の高級分譲マンションよりも割安な平米価格になっています。
当該物件のアクセスとして特徴的な点は、物件の敷地に繋がるようにして最寄駅の入口があることです。
エントランスから駅の入口までは歩いて30秒の距離となっており、駅直結と言っても差し支えありません。
コンドミニアムから駅に行く途中でオフィス棟を通るので、雨が降っても濡れることはほとんどありません。
また、この最寄駅は2駅2路線となっています。直接繋がっているのはモノレールの駅でBukit Nanas駅(ブキナナス駅)です。
2つ隣はマレーシアで最も人気の繁華街Bukit Bintang駅(ブキビンタン駅)です。
4つ先のHang Tuah駅(ハントゥア駅)には、三井不動産が開発するマレーシア初のショッピングモール「ららぽーと」が駅直結で完成します。
ブキナナス駅から地上を歩いて移動するとLRTのDang Wangi駅(ダンワンギ駅)が目前となっています。
こちらも、終点はマレーシアの東京駅にあたるKL Central駅(KLセントラル駅)に繋がっているため、KLIAやKLIA2といった国際空港へもアクセス可能です。
これまで、マレーシアの不動産には駅近という概念がありませんでした。1番の原因は公共交通機関が整備されていなかったことです。
しかし、近年では路線がどんどん新設されています。鉄道の駅が増えてきた結果、不動産の価値を計る指標として「駅からの距離」も重視されるようになりました。
駅直結というアクセスの良さは、将来的に賃貸に出せるか、売却できるかという面で重要なポイントになってきます。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプールの販売会社及び建築会社についてご紹介します。
こちらの物件を開発したのは、マレーシア大手財閥のベルジャヤグループ(BERJAYA)です。
ベルジャヤグループは1984年に製鋼企業として創業し、マレーシア証券取引所に上場している会社で、海外企業も含めたグループ全体の収入は、約9,800億円で従業員数は18,000人以上と言われています。
日本ではあまり馴染みがありませんが、私たちマレーシア人にとっては「三井不動産」という感じで、誰もが知っているほどの知名度を持っています。
ホテル経営・不動産開発・金融サービス・宝くじ管理・リゾート開発・航空業・自動車販売など、様々な事業を展開しており、クアラルンプール中心地にあるImbi駅(インビ駅)前のタイムズスクエアショッピングモールもベルジャヤグループ(BERJAYA)が作ったショッピングモールです。
(日本でいう「三井不動産がLalaport」を作ったという感じのイメージです)
また、ベルジャヤ創業者のヴィンセント・タン氏は、雑誌フォーブスの世界長者番付にランクしたこともあるほど有名で、、大の日本好きとして知られており、フォーシーズンズホテル京都の開発者でもあります。
そのほか、マレーシア人の間で特にベルジャヤを有名にしたのが、マレーシアにおけるセブンイレブンとスターバックスの営業権を獲得したことです。
実際リッツカールトンレジデンスの1階には「Starbucks」と「セブンイレブン」が併設されており、この点においても物件としての評価が高いのが特徴です。
DP Architectは1967年に設立され、世界15カ国にオフィスがあり、1,200人以上の従業員を抱える建築事務所です。これまでの建築実績としては以下のようなものが挙げられます。
シンガポールの不動産
その他の国の不動産
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプールを購入する最大のメリットはやはり「世界NO.1のブランド力」です。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス自体は、他の国でも展開されていますが、その数は多くありません。
東南アジアでザ・リッツ・カールトン・レジデンスの名を冠した物件は、シンガポール・バンコク・クアラルンプールの3つだけです。
世界NO.1ブランドということもあり、物件クオリティ・サービスは当然担保されていますし、ブランド力によって値下がりする可能性がかなり低いのが特徴です。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプールでは、居住者に対してホテルと同様のサービスが提供されています。サービスの一例は以下の表の通りです。
予約や手配など、電話やwebで済む一通りのことは無償サービスとして提供されています。
クリーニングや家具の組み立てなど、人の手を要するサービスは有償です。
Marriot Bonvoyアプリには「レジデンスオーナー」という表記が掲載されます。
当該物件は、周辺エリアではめずらしいテニスコート付きの物件です。テニスコートを利用できるということについて、あまり希少性を感じない人もいるかもしれません。
しかし、コンドミニアムの敷地内に、居住者だけが利用できるテニスコートが用意されているのは、周辺エリアでは3物件だけです。
Pavilion Residences(パビリオンレジデンス)、Mark Residences(マークレジデンス)、そしてThe Ritz-Carlton Residences(ザ・リッツ・カールトン・レジデンス)です。
希少性の高い共用設備は、周辺物件と比較した時の不動産価値を向上させる効果を持っています。
立地が良いだけではなく、世界的ブランドの冠が付いていたり、他の物件にない設備があったりすると、その物件の価値は高くなるものです。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス クアラルンプールはシンガポールの1/4程度、バンコクと比べても半額程度となり大変割安感があります。高級物件のため賃貸利回りは低くなりますので、中長期の保有によるキャピタルゲイン狙いの投資もしくは別荘利用となります。いずれにしても富裕層向けの物件となります。東京のリッツカールトンは賃貸のみ、また他国は物件価格、維持費共に高額になるため、リッツカールトンのオーナーシップを入手する事を目的にされる場合はKLが一番割安となり、その点にも魅力がございます。また、ホテル式のサービスを受ける事ができますので別荘利用の方は清掃等を事前にアレンジ出来るので、不自由なく過ごす事が可能となります。